戻る

アイリーン・グレイ

Eileen Gray(1879−1976)


アイルランドの裕福な芸術家筋の家庭に生まれる。
1900年に彼女の父親が他界。
ロンドンのアートスクールで2年の勉強を終了し、1902年にはフランスに渡り、絵そして、ラッカーアートについて学ぶ。
1926年から建築家として働きはじめ、様々な建築プロジェクトに関わり、コルビジェと共に仕事もする。
50年代に入ると、グレイは視覚・聴覚が弱まっていく中でも、新素材を使った試験的なプロジェクトなどを続けた。

1976年に死去。
オスカー・ワイルドやジェームズ・モリソンと並んで有名なペレ・ラシェ墓地の片隅にひっそりと眠っている一人の女性芸術家がいる。
アイリーン・グレイは、当時の社会性や彼女のプライベートな性格から、ほとんど一般に知られてはいない。
西洋の優れた漆芸術家として、奇才あふれるデザイナーとして、優秀な建築家として、彼女の人生は、ビクトリアン・ガールがモダン・ウーマンへと変遷してゆく魅力とともに、当時の芸術の流れそのものを浮き彫りにしている。

代表作品:ビベンダム・サイドテーブル・ロクエブリューン・折りたたみテーブル


代表作品:レッドアンドブルー(1918)・シューローダー1(1923)・ジグザグ(1934)・


ギャレット インテリア / Garret Interior



戻る