Chevrolet Caprice StationWagon
Year:1985
Engine : V8 305cuin (5000cc)
シートに腰を下ろせばケツはまっ茶。タオルを敷いて着席。
おまけにフロントガラスからの雨漏りがひどく、フロントガラスの枠にはいつもビニールテープを貼っていた。
でもスポーツワゴンなので走りは絶好調!!
荒野を疾走します。
私がアメリカで乗っていたスポーツワゴンです。
個人売で購入したのだが、翌日、カリフォルニア州内でミッションがバックに入らなくなり、
オーバーホール。
ボンネットや屋根はさびさびで、茶色になっていた。
のはずだが、アーカンソーにはいった途端、ミッショントラブル。
直したはずなのに・・・。
お隣さんも故障。この時、ドライブインには、ビュイック・リーガルワゴンとシェビートラックと私の
合計3台の故障車が集っていた。
でもスポーツワゴンなので直ります。
ようやくたどり着いた、ここはインディアナ州にあるティム(友人)の家。
はるばるカリフォルニアから来た私を家族で迎えてくれた。
ただ、第一声は「こんなポンコツで来たのか?!!イカレてる」
裏に小さな湖のある、静かな土地で一時の休息。
ここにくるまでにルーフキャリアや内装部品が沢山外れました。
さすがはスポーツワゴン。部品が外れても走り続けます。
インディアナの友人を訪ねたついでにフロリダのキーウェストまで行ってみた。
キーウェストは想像以上に、たいしたこと無かった。
キーウェストからアラバマ、ジョージア、ニューメキシコ、アリゾナルートをでかいエンジンをぶん回し、
カリフォルニアに戻る。スポーツワゴンですから。
オイルを補充しながらこの間も絶好調!!
車も気合で乗るものだということを勉強しました。
苦労した分愛着の沸くワゴンでした。
カリフォルニアに到着するやいなや、車屋に$300で売却する。
こんな車でも走れば買ってくれるのがアメリカのいいところ。
おわり
アーカンソー・フォートスミスの修理工場。
ここで一泊する羽目になる。
翌日元気な姿で再び疾走する。
その2日後、ミッションのバルブスタックでケンタッキー州ボーリンググリーンで3度
修理工場入り。
カリフォルニアとアーカンソーの修理やとバトルになったのは言うまでもない。
もちろんスポーツワゴンの勝利です。