1800年代、西部開拓時代に強盗などで暴れまわり、悪名を残したビリー・ザ・キッド〈ウィリアム・ボニー)が捕らえられたコートハウス(裁判所)がある。
彼を捕らえた保安官は、以前にビリーと悪事を繰り返していたパット・ギャレットである。
〈うちの店とは関係ございません)
 ビリーは絞首刑を宣告されたのだが、監守を射殺して逃亡、消息を断ったと言われている。「ヤングガン」など映画化されている。
 
 コートハウスは当時のまま保存されており、階段のコンクリ壁にはビリーの撃った弾の跡がある。独房の白く塗られた壁には、拘留されていた者達のメッセージが所狭しと刻まれている。
 数百メーター程の町の歩道は所々舗装されているが、建物の前の板張りのテラス歩くと開拓時代にタイムスリップした気分だ。

コートハウスのはす向かいに資料館があり、当時の写真や当時の生活用品、服、銃などが数多く展示されている。
資料館の中心に小さな映画館があり、正にガンマンといった雰囲気のじいさんが映写機を回している。
そのじいさんと仲良くなるとコートハウスや資料館にも無料で入れます。