特に異国の地では、「他人は信用するな」です。

日本人は世界でもトップランクの正直で誠実でお人よしの人種です。
これは非常に素晴らしいことで、誇りに思うことです。

ですが、そんな素晴らしい人種の長所につけ込むのが悪人たちです。

国が違えば習慣、常識も異なります。
最近は住みやすくなったとはいえ、まだまだ日本の平和の延長上ではありません。
「豪に入れば豪に従え。」
これを肝に命じておきましょう。

また、どこの地でも日本人であることを、誇りに思いましょう。






トラブルに巻き込まれないために、こんなことに注意しよう。




Lesson 1
★ 買い物で 

 会計に時、おつりをごまかされたり、クレジットカードを使用した場合、合計金額の0が一つ多い場合などがあります。
 
 こんな時、「お釣りが違いますよ」と言って納得してくれればいいのですが、訳の分からないことを言って納得してくれない場合があります。

 そんな時は勇気を持って怒りましょう。日本語で結構です。
相手に怒っているのが伝われば、あなたの勝ちです。






Lesson 2
★ レンタカー屋で ★

チェックイン(借りる時)の時、任意保険などを賭けますが、書類で入った覚えの無い保険にチェックがされている場合があります。

こんな時、上記の様に怒りましょう。
相手の目を見て、強い口調で。
青筋を立てるのも効果的です。
 
書類は時間をかけてでもよくチェックしましょう。






Lesson 3
★ 服装 ★

 これは大切です。
L・Aの街をビトンやグッチなどを持って歩くのは、ビバリーヒルズや安全地帯でもない限り自殺行為です。
女性諸君は派手な露出度の大きな服装は極力避けましょう。(私的には嬉しいですが)。
獣のような悪人を刺激してしまいます。

日本での延長上ではないことを認識しましょう。
特に日本人は色々な意味でこの国では人気が高いです。
男性諸君はホモの格好の獲物。
女性諸君は欲求不満男たちの格好の獲物。
諸君の貴重品、財布は悪人みんなの的です。

 女性でもジーンズにスウェットなどと質素な格好をするのがトラブルを回避できる要因です。
 もちろんカメラを首からぶら下げて夕方のバックストリートを歩くなどもってのほかです。
現地人の格好を習いましょう。(ギャングの格好のまねっこはNG。撃たれます。)






Lesson 4
★ 道を歩く ★

 夜のL・Aでは基本的にハリウッドブルバードなど、観光客の多い通り意外は歩くのはやめましょう。
最近は安全になったとはいえ、まだ危険です。
一本脇に入ったらGive me your fucki'n money ! といったケースはまだあります。
 そのような時は相場の$20〜30を払って見逃していただきましょう。
あまり金額が少なくても頭のきて撃たれたり、金額が多すぎても口止めに撃たれたりします。
この国にはまだ、笑いながら人を撃ち、笑いながら逃げて行く奴もおります。
 
悪者が金目当てでなく、ただ黙って銃を向けてきた場合。
とりあえず相手の要望を聞きましょう。
何も返答がない場合、それが20口径ほどの小さな銃に限り、両手で後頭部を覆う様にかぶせて背を向けて立ち去りましょう。
万が一撃たれても小さな銃であれば「痛い」で済むはずです。
(これは一例なのであまり真に受けないでください)

地元の人の歩かない地帯には絶対入るのはやめましょう。地元人が入らなくなったらそこは終わりです。






Lesson 5
★ 道でこんな人に声をかけられる ★

 駐車場の料金投入の仕方が分からない、道が分からない、電話中に小銭がないなど、少しでも困ったそぶりをすると(してなくても)、近寄ってくる人がいます。
 彼らは親切に「お手伝いしましょう」と言い寄ってきますが、世話になると$3〜10の金額を要求されます。
怪しいと思ったら全て断りましょう。
あまりにもしつこかったら前に述べた様に怒りましょう。






Lesson 6
★ 銃について ★

カリフォルニアでは銃の携帯、ライフル、マシンガン、ロケットランチャーなどの所持が禁止されていますが、アリゾナやテキサスなど、一部の州ではあらゆる銃(ロケットランチャーは銃ではない)の所持および携帯は許可されています。
こちらはもちろん丸腰なので撃たれない様に注意しましょう。
また確実に勝てる自身がない限り、中途半端な武器で応戦しようとしないこと。
相手が逆上してあやめられます。

銃を向けられた時、懐に手を入れてはいけません。
銃を持つ相手に前進してもいけません。
手を頭の後ろで組み、許す範囲で相手の言うとおりにしてあげましょう。






Lesson 7
★ 警察に停車を命じられたら ★

運転中、パトカーが後ろで回転燈を回したら素直に右に寄って停車しましょう。
この時、車からは絶対に降りないこと。
降りて、免許を出そうと懐に手を入れようものならスミス&ウエッソンでドテッパラぶち抜かれても文句は言えません。
警官は、銃と思わしき物、身に危険を感じた時、瞬時に銃を抜いて撃つように教育されているのです。
大人しく車内で待ち、警官が指示をしたら、自分が日本人観光客であることを告げてゆっくりと免許証を提示しましょう。
指示以外の動きをしないのがベターです。


 ★★ 悲しい実例 ★★

ある黒人女性が幼い子供と運転中、スピード違反で警官に止められました。
警官は違反切符を切りと、ここまでは良かったのですが、幼い子供がふざけて窓越しにおもちゃの銃を警官に向けました。

すると警官はとっさに銃を抜き、子供を撃ったのです。

 幼い子供は即死。裁判での判決は「無罪」。理由は犯罪多発地区L・Aでは警官は上記のような訓練を受けている。
従って、そういった教育を子供にしていない親の責任であるとされたのだ。






Lesson 8
車での旅のトラブル。

盗難、怪我、違反、事故、などなど。
こちらにつきましては、TrafficRuleを御覧ください。






 以上、簡単ではあるがこれらが最低限の基本なので、
頭の片隅に入れて旅行を楽しんでいただきたく思います。
              GOOD LUCK